
良い靴の条件とは?
良い靴の条件とは、足に合った履きやすい靴です!
それは最低条件であり、良い靴とは一言では、語れません。
その中でも、まずは、ラスト(木型)です!このラストがないと靴がつくれません。
当たり前ですが、ラストを削り出すには、緻密に足を採寸します。
足裏、外郭線、高さ、幅、緻密に足を採寸していきます。その箇所、片足30箇所、左右で60箇所、しかもそれぞれ、平面上と
踵高上(靴を履いた時の状態)で合計120箇所!
ただ、足回りを測るだけではなく、足にセンターラインを引いて、内側と外側の比率も考慮に入れて、採寸します。
これは、フィッティングに大いに関わってきます。簡単に言えば、靴に足を入れた時に、内外で革が引っ張られるので、
均等にテンションがかかるように設計するためです。これが包み込まれるようなフィット感に繋がります。
メジャーで測るときは、締めすぎても、緩すぎてもダメです。足肌に程よく触れるようにバネ測りで測ります。
その強さは100gで、また足の柔らかさもみるため、500gでも測ります。
ここまで測るのは、世界ひろしといえども、NIHILぐらいです。