MAINTENANCE

革靴のお手入れ方法を
ご紹介します

革靴のオーダーメイド専門店「ニヒルビスポークシュー」で靴をオーダー頂いたお客様に日頃のお手入れ方法をご紹介しています。足に合った靴を日常的にたくさん履いていただけることは作り手として何よりの喜びです。しかし、せっかくの靴も汚れていたり、型くずれしてしまってはその魅力も半減してしまいます。ニヒルの靴を美しく長く履くために必要なブラッシングと保湿お手入れについてご案内いたします。少しの手間で美しさを保ち、より気持ちよく履くことが出来ますので、ぜひ実践してみてください。

シューキーパーに入れる

ブラッシング前の重要なポイントそれは普段からシューキーパーを靴の中に入れておくことです。履きジワに汚れがたまっていたりすると、革の傷みや型くずれの原因になります。靴を長く、そして美しく履くための第一歩です。

ブラッシングの力に気をつけて

見落としがちなのが、ブラッシングの力。力一杯にゴシゴシするとブラシの毛先が寝てしまい、靴に押し当てているだけで汚れは落ちていません。軽い力でシュッシュッと汚れをはたき落とすイメージで。

部分用ブラシも活用

糸目やコバ、靴ヒモの部分は汚れが溜まりやすいので、狭いすき間用のミニブラシも使って汚れを落としましょう。毛先が柔らかめの歯ブラシなどで代用してみても。

4、5回履いたら保湿

ブラッシングが終わったら保湿をします。大事なのが、いかに保湿を持続させるかです。天然皮革は汗や乾燥などで傷みやすいの、で4~5回履いたら保湿してください。リムーバーを使って革の表面を整えることで、保湿クリームがよく浸透します。屈曲部分などは特に傷みやすいので、入念に塗り込みながら靴全体を保湿しましょう。

仕上げにブラッシング

保湿クリームを塗り終えたら最後にひと手間、靴全体をブラッシングして、保湿クリームを馴染ませます。これで乾燥等による傷みをある程度防げます。効果を持続させる為にはこまめなお手入れをお勧めいたします。

靴底やカカト部分がすり減ったら

こまめなお手入れをしていても、たくさん履いていると、靴底やカカト部分は摩擦ですり減ってきます。そんなときは諦めずにご相談ください。ニヒルでは、摩擦ですり減った靴底をなんども交換出来るように靴底を縫い付けた、ハンドソーンウェルテッド製法で靴を制作しています。
まれに靴のデザインにより製法が変わる場合がございますが、新しい靴底、カカトに交換いたします。なるべく同じ材料、もしくは近い性質の材料をご用意いたしますのでご安心ください。靴底の修理をすることで、長く付き合ってくださいね。
※靴底の修理は有償となりますのでご了承ください。

~より長く革靴を履いていただくために~

ニヒルでつくらせていただいた靴を、より美しく、長く履いていただくために、 ニヒルではアフターケアにも力を入れています。ご購入いただきました靴はいつでも簡易メンテナンスとクリーム入れを無償にて承ります。つま先鏡面磨きは、別途有償となります。ご購入から3ヶ月、6ヶ月、1年(以降一年毎)経過時に毎回店頭に靴をお持ちいただけますと、無償点検・メンテナンスの他に割引対象修理がございます。

~ご自身でお手入れができなくても大丈夫です~

店頭にてクイックポリッシュなどのサービスを行っております。ご自身でメンテナンスをする時間がなかなか取れない、どんなタイミングでどのような修理が必要なのかよくわからず悩んでいる、お出かけや大切なビジネスシーンの前に靴を綺麗にしたい、そんな時はぜひニヒルにお越し下さい。ご愛用のニヒル製品を、無料にて点検・リフレッシュいたします。